ウィと言えない「ゴーン改革」―ルポルタージュ



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ウィと言えない「ゴーン改革」―ルポルタージュ
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「ゴーン改革」に具体的な批判

 「ゴーン改革」が天まで持ち上げられ、そうした視点からの出版物が多数出される中で、この本を知り、書店で買った。私の住まいに程近い日産村山工場の閉鎖で、労働者や地域経済がどうなったのか知りたかったからだ。著者はもと新聞記者ということで、労を惜しまず各地を歩き、村山工場だけでない「ゴーン改革」の実像を明らかにしてくれた。私の思ったとおり、いやそれ以上だった。具体的な数表が多くて説得力がある一方で、文章表現が平易なのであまり数字を気にせずに一気に読みきってしまった。「負け組」を量産することでうわべだけの経済を維持しているいま、ぜひ多くの人に読んでほしい。
題名だけなのでは…。

 結論から言うと、評価に値しない。確かに私もゴーン改革は先の危うさを感じる。だが、内容的に客観性が保っておらず、冷静さが感じられない部分が多々ある。取材活動をもっと徹底すべきではないだろうか。正直薦められない。
 
新聞記事かルポか

 日産ゴーン社長といえば、さまざまな功績をたたえる本が出版されている。この本は、ゴーン社長が日産で働く労働者のためでなく、日産という会社を建て直すために来たことを、様々な視点から明らかにする。工場の閉鎖で労働者はどうなたか、下請け会社は、自治体までもが大きな影響を受け、苦しんでいる様子が伝わる。さらに、国際化の中で、日本で行なったリバイバルプランは、ヨーロッパなどでも可能なのか、ということも教えてくれる。しかし、どうも読みにくい。筆者を見るとジャーナリストとのこと。たしかに、新聞記事としては評価されるのかもしれないが、本としてはどうもイマイチ。しかし、資料としてすばらしいものであった。



本の泉社







         
         
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